人権教育推進大会。堅そうな会で柔かいお話をさせていただきました。


宇部市内の小学校校区にそれぞれ「ふれあいセンター」と呼ばれる場所があります。
上宇部小校区なら「上宇部ふれあいセンター」、常盤小校区なら「常盤ふれあいセンター」という具合に。
だいたい2階建てか3階建ての鉄筋コンクリート製で、図書室や談話室、和室に講座室、といった校区の方々が気軽に寛いだり、センター主催の講座に参加したりする場所です。市役所の出張所を兼ねているところもあります。
校区の夏祭りや文化祭の会場になることもありますし、そうそう、小学校の近くにあることが多くて、放課後にそろばん教室に通う子どもたちをたくさん見かけます。地域に根ざし、地域を見守る存在です。

そんなふれあいセンター。
各校区で年に数回「人権教育」について勉強をする会があるみたいです。
みたいです、とまるで人ごとなのは、私はかれこれ数年前に、自分が住む校区の「人権教育推進大会」というあまり聞き慣れない講演会にPTAの人数合わせで参加したことがあるのみ、だからです。講演の内容もよく覚えておらず、非常に堅苦しい雰囲気だったことだけを覚えています。

堅苦しいことはあまり得意ではありません。人数合わせであってもそれ以降参加しなかった人権教育推進大会。
見初(みぞめ)校区のふれあいセンターから講師のお話をいただいたときは、ひっくり返りました。

お電話をくださったのは、Uさんとおっしゃる、背が高く穏やかな雰囲気を纏った紳士です。
なんと、友人のお父様でした。
Uさんがおっしゃるには「いや、娘の友達だからお願いに上がったわけではないのです。沖縄の歌をみんなで歌えたらいいな、と思いまして」。
ああ、それならお安い御用です!私は適任者だと思います。喜んでお受けいたします。

それから、お仕事がとてもマメなUさんと、何度も打ち合わせを重ねました。
Uさん:歌だけで1時間半はもたないだろうから、やはり何かしら人権に絡めた話も必要なのです。
–でしたら、師匠から聞いた離島の歴史を再度勉強してわかりやすくまとめてお話しします、その時に離島の歌も入れましょう。
Uさん:沖縄県出身ではないのに、三線を始めた、そのきっかけもぜひ話してくださいませんか。
–いいですよ、それではその時に出会った曲も一緒に披露できます。
Uさん:アメリカにおられたのでしたら、何か人権に関わる体験談などはありませんか?
–アメリカの話をいきなり入れては混乱しますから、アメリカに住む、ひいては世界に住む沖縄県出身者の話をいたしましょうか。
などなど。
回を重ねるごとに、講座内容の輪郭が出来上がっていきました。

さて、無事にお役目を果たすことができた当日につきましては、Facebookの投稿をご覧ください。

それほど堅苦しくない講座のご用命も、お気軽にこちらの問い合わせフォームよりご連絡ください。

2018/12/12更新