宇部留学生交流会@常盤(ときわ)工業会館

(写真は『あり、カンパーイ』で一斉に乾杯する留学生の皆さんと関係者の方々です)

宇部は工業都市として知られていますが、実は市内に高等教育機関が多く「若者が闊歩する街」という一面も持っています。
その中でも、山口大学工学部は我が家から徒歩圏内に位置します。

2018年のある秋の日、普段は通訳としてのお仕事を私に依頼してくださる宇部市国際政策課からお電話をいただきました。
通訳ではなく「宇部留学生交流会という催しで演奏をお願いできないか」とのこと。
はい、喜んで!
沖縄らしい曲を10分程度、できたら英語での説明も、とのこと。
はい、かしこまり!
気軽にお引き受けしました。

2018年12月1日土曜日夕刻。会場は山口大学工学部正門前の「常盤工業会館」。
行ってみましたらば、100名は超えるかと思われる大きなパーティー。
通された席は交流会会長さんはじめ、山口大学の教授や重鎮の方々ばかり。

おおお〜〜、平成最後にして最大の場違い感。

まあ、その辺りもビールが入ればだいたい解決するものでして。
会話と宴を楽しみ、友人や顔見知りの留学生さんたちがいれば駆け寄って声をかけて「なんでりりあがいるの!?」と驚かせ、さあ演奏の時間がきました。

10分という短い時間ですし、緊張しすぎず、程よく背筋が伸びる気持ちで臨みました。
演目は「花」そして「オジー自慢のオリオンビール」。
「花」を歌ったあとは「この曲は『私たちは人間だから、嬉しい時もあれば悲しい時もある。嬉しい時は笑いましょう、悲しい時は泣きましょう。それがhuman natureなのだから』と歌っているんですよ」と英語で説明しましたが、うっかり日本語を添え忘れました。
宇部市で勉学に励む留学生の中でも、特に日本の国費で来られた方々は日本語が非常に堪能です。
時には「日本語の方が英語よりわかります」という方もおられます。
なので、日英両方の言葉での説明を心がけるべきでした。しかしあまり時間もなかったので「日本語で言い忘れました。まあ、でもいいですよね」て言ったら皆さん爆笑してくださったので、曲の意味は皆さんにきちんと通じていたのだと思います。

「オジー自慢〜」の時は、歌う前に「この曲では『あり、カンパーイ!』と何度か言いますから、その時は皆さん、グラスを掲げて周囲の方々と乾杯をお願いしますよ!」とこれはきちんと2ヶ国語で申し上げました。
バッチリ、盛り上がりました。よかった…!

席に戻ると、お隣の山口大学大学院の中村教授が「ビールがぬるくなってはいけないので、島袋さんのために冷やしておきました!オリオンでなくてすみません」とおっしゃって、私のコップに冷たいビールを注いでくださいました。
そんなありがたいビールをいただきながら、留学生の皆さんによるマレーシアの踊りやインドネシアの歌を楽しむ至福の時間。
国際的かつ、暖かい人情味が溢れる、素敵なイベントでした。

英語の説明付きの沖縄音楽のご用命は、お気軽にこちらの問い合わせフォームよりご連絡ください。

2018/12/4更新